1997.07.25
(・・・自由の森に保存)
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赤城さん・大庭さんへ
昨日、ちょっとした用で、NHK行き、そこでかつて大河ドラマのチーフプロデューサーをやっていて、9年越しの著作権裁判の戦友であった、今はえらい出世をしてしまい、今春に理事になってしまった人に天守閣みたいな見晴らしのいい理事室で会ってきました。何の遠慮も入らない話ができる関係ですから、ザックバランに話しましたが、こういう大組織であっても未来に対して殆ど何の展望を持っていないことを感じました。彼はインターネットはおろかメールすらやっていません。
そんなことを思えば、自森くらいのちっちゃな組織が何の展望も持てないで右往左往しているのも当然と言えば、当然‥‥
> ホームページに載せるのが駄目という子とではなくて、
> 事務局会議で話して結論を出したいということですね。や
> はり、開かれたという事を同考えるかですね。結論を待ちます。
この種の情報の扱いをどうするかを考えてもらうことは必要なことだと思いますので(まあ、この種の問題は彼らにとっても初めてなのでしょうから)、この際、じっくり考えてもらうことはいい機会だと思います。
(以下の引用は大庭さんからのもの)
> 自森NGOは夏休みになる前に休みには入った雰囲気があったのですが、ここで、柳原
> さんが参戦すると再始動になりそうですね!
> 柳原さんが抜けるとどうも締まらない構成員ばかりで(私を代表として)申し訳あり
> ません。
しかし、よく考えると、私のみならず、ほかの誰もがバタッと原稿を書かなくなりましたよね。メールのレベルでもAさんやBさんなんか生きているのかどうかもよく分からなかった。その意味で、私の参戦なんてたいした影響はないと思います(事態はもっと深刻なのだと(^_^))
今、原稿を書こうと思っているのがひとつあります。それは、全体父母会の感想で、題は「自森のお葬式に参列して」というものです。
題からして、気が滅入るような感じですが、しかし、私は、体裁良く自森をこれでいいんだと励ましていくような欺瞞的なことはもう一切止めたい、と思い、きっぱりと最悪の現状を宣言した上で、何が残された可能性なのかを考えていくしかもう道はないのだという気がしています。
しかし、なかなか筆が進まない。というのは、これは単に自森のことではなく、自分のことも関わっていること、この原稿を書いたあと、残されたわずかばかりの可能性を一体どうやって探究していくのか、その目処が立っていないこと、それゆえ、このNGOホームページをどうやって運営していったらよいのか、よく分からなくなっていることなどが頭を渦巻いているからです。
ホント元気が出ないのです‥‥という気分であることを思う度に、そうするとお前は、これまで、やっぱりまだ自森に期待と希望と幻想を抱いていたのかなあ、と思い知らされます。それまで、自森にそんな「期待も希望も」抱いたことはなかったと思い込んでいたんですが。
とりとめのないメールでした。
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