小森陽一さんへのFAX

1997.06.09

(・・・自由の森に保存)


コメント

皆さんへ

今日、小森陽一さんをゲストに、「自由と暴力のはざまで」という企画のパネルディスカッションをおこないました。

それで、1次会で小森さんのアッシーをつとめた私は早々に退散して、これを小森さん宅に送りましたので、参考までにお送りします。


小森陽一さんへ

小森さん、今日はお疲れのところ、御苦労さまでした。
私にとって、今日のディスカッションはいろんな意味で意外でして、きっと暴力を自らの体験としてかかわってきた生徒たちの生の発言が聞けると思ったのにどうもそういう連中はひとりも発言しなかったことや、その反対に、暴力を自らの経験として体験しなかった人たちがどうして立場からかくもあんなに熱心に暴力に関心を寄せるのかとか、不思議でした。それでも、今回の企画が小森さんが総括的に言っていたように、今後、考えていくべき方向性を明らかにしてくれたと思っています。

 ついては、簡単でいいのですが、今日のディスカッションに参加して感じた感想や、この「自由と暴力のはざまで」という企画を今後深めていくために、どういうことを試みたら有益かなどを(忘れないうちに)書いてもらえませんか。

 例によって、自森NGOホームページに掲載させて下さい。

 それと、この「自由と暴力のはざまで」の企画を今後、深めていく上で参考になる文献や人物を教えていただけたら幸いです。

 最後に、例のガッコウが我々のビラまきを禁止した表現の自由の侵害事件を考えるスッポンの会のレジメを参考までにお送りします。

 追伸
 小森さんは楽しい二次会で騒いでいる間に、私は、今日明日と徹夜で、月曜締め切りの最終準備書面の作成に励まなくてはなりません。相手の代理人は中村稔というご存知の人物ですが、もう相手として闘志の沸く人物ではありません。
 しかし、分量だけはたんとあるので、あきらめずに書き上げなくてはなりません。糞っ!! という思いで。

 では。

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