批評空間社の設立手続でのやり取り(01年1月29日〜7月11日)

同じく、批評空間社の設立手続でのやり取り3の続きです。

7.3/03


私→内藤さんほか(1.29/01)

Xさんへ

柳原です。
昨日まで寝ていたのですが、その最中に、今度はギックリ腰になってしまいました(^^;)。
咳をすると、たまりません。

で、さっき、お尋ねの件、公証人役場で問い合わせてきました。
結果は、従来通りで間違いないことが分かりました。
つまり、

>今日領事館で、サイン証明二通、作りました。ただしいくつか応答がありました。ま
>ず領事館員によると、通常、定款にせよ委任状にせよ、左下の記名とサインのところ
>は、僕のサインと拇印が必要だが、あとの部分ーーページの脇ーーは、拇印だけでい
>いのではないか、ということです。

彼らが言うのは、サインは、実印の印と全く同じ意味を持つものと考えてもらえばいいというもので、だから、左下の記名のところには、サインだけでOKです(定款にせよ委任状にせよ)。ページの脇も同様です。


>次に、領事館のサイン証明は、領事館員の
>前で、サイン証明と書類双方(同数)にサイン+拇印し、それをペアで提示するこ
>とを要請される場合が多く、そうしない場合、つき返されることも多いということです。

今回は、厳密には、サイン証明は1通あればいいのです(もう1通は念のためです)。
もし、どうしても2通取れなければ1通で結構ですが、もし、定款用に1通、委任状用に1通という名目で2通取れれば取って下さい。(Please try!)

>また今まで、僕のサインということで、拇印のことは言われませんでしたが、サ
>イン=拇印というペアは必要なのではないでしょうか?

公証人役場の人も同じように言っていました。サインだけあれば十分で、拇印なんか要らない、って。
但し、領事館の扱いが変更になって、サイン証明のために拇印が必要なのであれば、領事館の指示に従って下さい、ということでした。
理屈の上では、拇印は定款や委任状になくて構いません(あっても、無視するという感じですね)。

お分かりになりましたか?


追伸
内藤さんへ

ついでで申し訳ありませんが、
投資組合の件、先日、お渡しした組合登記事項(修正版)について、
組合の事業の1を修正(批評空間社の設立時期を削除する)しましたので、それをお送りします。
理由は、登記事項として記載するので、のちのちのことを考えてみた場合、もう設立が済んでしまった会社について、設立予定を残しておくのは変だと思ったからです。しかも、3月ではではなく、2月に設立してしまおうと思っているわけですので。
一応、登記所で、事務官たちに聞いてみて下さい。

私→内藤さん(1.31/01)

Subject: Re: 定款

内藤さんへ

ずっと寝ておりまして、今度は元の活動に戻るのが一苦労です。

>Xさんから「定款」を発送した旨、メールをいただきました。YさんとV氏に
>連絡を取って、東京で実印を捺印してもらう日取りを決めてしまおうと思いま
>すが、いつ頃に設定すればいいか、お知らせいただけますか?

Xさんから、定款が届き次第、電話しますので。


>なお、組合の方は、2月1日にAさんに捺印していただく予定で、ハン
>コはこれで終了です。振込みはBさんがまだですが、登記は先に手続きに入
>ってしまおうと思います。問題はありませんよね。

組合契約の日時が確か空欄になっていたので、そこを埋めて(2月1日でいいんじゃないですか)完成させて下さい。
また、登記所に提出する組合契約の還付(返還)ができる筈なので、登記申請に際して、そのこと(どうしたら、組合契約の還付ができるのか、その手続き)を聞いて下さいますか。←その前提として、提出する組合契約のコピーを一部取っておくようにお勧めします。

私の都合もあって、登記申請には同伴できず、申し訳ありませんが(そのあとの補正の時には付き合いますので)、よろしくどうぞ。

私→内藤さん(2.2/01)

Subject: Re: 組合登記

内藤さんへ

柳原です。
私の体調不調もあって、内藤さんに不慣れな手続をさせてしまう羽目になって、申し訳ありませんでした。
でも、ともあれ、申立が無事すんで、よかったと思います。

9日は、私も同行すべく、それまでに回復したいと思います。

それで、今後に行う会社の登記手続き用に投資組合の登記簿謄本と印鑑証明が何通必要か、という質問ですが、恐らく、1通も要らないと思います。
但し、これから、株式の申込事務を第一勧銀でしたっけ、金融機関に委託するので、その関係で、銀行が見せろ、と言ってくる場合があるかもしれません。この点は、銀行に電話して確認していただけますか。

とりいそぎ。


>皆さん
>
>本日、所轄の法務局で投資組合の登記手続を済ませてきました。提出書類に不備がな
>いかどうか、法務局で審査の上、問題がなければ2月9日に、登記完了となります。
>
>柳原さんへ:
>その9日に問題がなければ、即日、登記簿謄本と印鑑証明を発行してもらえるとのこ
>とで、それらの申請書をもらってきましたが、今後に行う会社の登記手続き用にそれ
>ぞれ何通もらっておけば良いか、ご指示下さい。よろしくお願いします。
>
>以上ご報告まで。
>
>内藤裕治 拝

私→内藤さん(2.5/01)

Subject: 今後の株式会社設立手続の進め方について

内藤さんへ

さきほど、知り合いの2人の司法書士に、できるだけ安く請け負ってもらえないか、とズバリ頼みましたら、1件の人から、それだったら、あなたがご自分でやればいいですよ、私が可能な限りサポートしますから、と(暖かく突き放されて)言われてしまいました。

で、私がやることにしました。
心配なことは、その際、その司法書士の人に電話で全部確認しましたので、とりあえず、大丈夫です。

その際、思ったのは、今週、できれば明日にでも、大手町の登記所に行ってきて、もう一回、定款の「目的」のところを、これで通るかどうか、先日、おじいちゃんに相談した相談窓口まで確認してきます。
その確認がもっか最も大事な点で、それさえ通れば、あとは殆ど問題ないと言われましたので。

それで、今後の手続の進め方ですが、
可能限りスピーディに進めたいというスタンスに沿って、次のように予定しています。
1、来週初めの休日に、YさんとVさんの実印を定款等に押してもらう
2、13日(火)に、公証人役場で定款認証と、銀行で株式引き受けの手続を済ます。
3、14日か15日に、創立総会招集し、創立総会議事録作成。同日、取締役会を招集し、取締役会議事録作成(代表取締役選任)。→そのまま、登記申請へ。
       ↑
つまり、超スピードでやるなら、14日でも、登記申請は可能なのではないでしょうか。
でも、それは、余りに早すぎるので、16日(金)を目標にしたらどうでしょう。つまり、
14日か15日に、創立総会と取締役会を招集。
16日に、登記申請。
       ↑
で、そのために準備しておくことがいくつかあります。
1つは、取締役最低3名と監査役最低1名を発起人間で協議の上、決めておく必要があります。←しかも、できるだけ生産協同組合の本旨に適う形で。

2つは、創立総会の招集通知を株式引受人(今回は、5人の発起人+投資組合)宛てに送る必要があります。
その文面は、例の本の132頁に書いてあります。←私が作成したほうがいいのですね(^_^)。

ちなみに、これは、NYにいるWさんとXさんにはメールで、今度会うYさんとVさんには会った時に手渡しで、残りの投資組合には、これは団体ですので、一応、きちんと郵送の形にして(投資組合の事務所宛てに送る)記録に残しておくのがいいと思いました。

3つは、本来、創立総会の開催は、通知後2週間を置くのが原則ですが、急ぐ場合にはこれを短縮できます。そのための書面が「創立総会招集期間短縮の同意書」です。←登記申請に添付する必要があります。これを私が作成しますので、来週、YさんとVさんには判を押してもらおうと思います。

4つは、創立総会議事録と取締役会議事録を作成する必要がありますが、これもまた私が作成した方がいいですね。

5つは、その他、取締役になった3人は調査報告書とか取締役会議事録にハンコを押す必要があります。もちろん、代表取締役に予定の内藤さん以外は認め印でいいのですが、いつでも認め印を用意できる必要があります。内藤さん以外の選ばれた2人について、そのことを確認下さい。

とりいそぎ、今後の作業のために書きました。

よろしくどうぞ。

私→内藤さんほか(2.6/01)

内藤さん
皆さんへ

先日、内藤さんに以下のメールを出しました。そしたら、彼から、

>1つは、取締役最低3名と監査役最低1名を発起人間で協議の上、決めておく
>必要があります。←しかも、できるだけ生産協同組合の本旨に適う形で。

ここのところを、もう少し分かるように説明して欲しい、というリクエストがありまして、それは発起人全員に関わることなので、このメールで説明させてもらいます。


まず、この取締役最低3名と監査役最低1名の決定は、設立に際してどうしても決めておかなければなりません。
そして、一般論ですが、法律的には、取締役にせよ監査役にせよ、これはいわば会社から委任を受けて会社経営を担当する者でして、その意味で、発起人や株主しかその資格がないというわけではなく、誰でもなれます。
但し、実際上の制約があって、例えば、国立大学の先生は、国家公務員法か何かで、会社の取締役になれないという制約があって、少し前に、中谷とかいう一ツ橋教授が、ソニーの取締役になれなかった例があります。また、取締役会というのは、実際に顔を突き合わせてやることが要求され(テレビ会議やチャットではダメ)、その面から、海外在住の人は、事実上、取締役になれないという制約があります(←但し、これらはそれでいいのか、既に問題になっていることですが)。
その点から、現行法の下では、XさんやYさん、ついでにWさんも、(事実上、経営を決定していく中心人物であることはまちがいないのでしょうが)少なくとも法律という建前上は、取締役に就任するのは無理(或いは適任ではない)ということになります。

では、生産協同組合の本旨からすれば、どういう人が適任かは、私にもまだよく分かりませんが、ひとつには、実際の出版業務の中心にいて活動をする人が、法律上も取締役に就任するというのが自然であり、適任なのではないかと思います。
その意味で、名前だけの名目取締役はできるだけ避けた方がいいと思いました。

監査役については、これは誰でもいいです。確か、国家公務員の規制もないのではないでしょうか。もちろん、取締役会議に出席する必要もないので、海外在住の人でも結構です。という意味で、ユダヤのエホバみたいに、人に対して厳しいWさんが監査をやるというのも一計です。

これを参考にして、取締役等を近日中に決めてもらえればと思います。

よろしくどうぞ。

私→内藤さん(2.7/01)

Subject: 設立手続きの必要な書類のチェックのお願い
X-Attachments: 創立総会召集通知.doc; 創立総会召集期間短縮同意書.doc; 取締役会議事録.doc; 調査報告書.doc; 創立総会議事録.doc;

内藤さんへ

あれから、今後、必要になる設立手続きの必要な書類を一思いに作成してみました(無呼吸をしなくてもいいやつなので(^_^))。

それで、チェックして欲しい部分として、
1、赤字の空欄の部分
2、内藤さんの住所の正確な表示(○丁目○番地○号という感じです)を教えて下さい。

分からないところは、結構です。

よろしくどうぞ。


私→内藤さん(2.7/00)

Subject: 登記申請に必要な金融機関関連の書類の確認

内藤さんへ

おはようございます。
これから、大手町の登記所に行ってきます。

それで、昨夜、お話した、
登記申請に必要な金融機関関連の書類の確認
の件ですが、例の本の152頁に、その一覧表と枚数が出ています。
右の募集設立の5と6になります。

これを見て、ご確認下さい。
念のためでした。

では。

私→内藤さん(2.8/01)

Subject: Re: 登記書類

内藤さんへ

2つのメール、ありがとうございました。

内容、すべて了解です。

それで、今後の日程のことですが、さっきも電話で確認した通り、
ひとつは、保管証明書の中身に、払込期日が13日になっているかどうか
に、今後の手続の日付が決まってきますので、分かり次第、教えて下さい。

もし、それがOK(払込期日が13日)の場合、それでも銀行から保管証明が16日に出るという保証がないので、イライラしながらそれを待つより、この際、思い切って、登記申請を19日に予定しましょうか。
予定より、3日ほど遅れてしまいますが、どうでしょうか。

ご意見、お聞かせ下さい。

よろしくどうぞ。

私→内藤さん(2.8/01)

Subject: 再確認

内藤さんへ

柳原です。
今ほど電話で確認したことを、忘れないためにメモしておきます。

登記申請の日 19日(月)←但し、銀行の保管証明がこのときまでに出ない場合には、それ以降の日
ここから逆算していって、
創立総会招集し、創立総会議事録作成。同日、取締役会を招集し、取締役会議
事録作成(代表取締役選任)を前日18日(日)
創立総会招集通知 15日(木)遅くとも16日(金)
株式払込 14日遅くとも15日
株式引受 13日
定款認証 13日
YさんとVさんの実印を定款等に押印  11日か12日
     ↑
なお、YさんとVさんには、このとき株式申込証に押印してもらう必要があります。株式申込証は、銀行が提出を要求するもので、書面もこちらで用意しなければならないそうです←私が本のヒナ型を見てそのときまでに作成します。

また、私と内藤さんが都内で実際に会う必要があるのは、このうち、
登記申請の日 19日(月)
定款認証 13日
YさんとVさんの実印を定款等に押印  11日か12日

の3つですね。

以上、よろしくどうぞ。

私→内藤さん(2.8/01)

Subject: 質問:株式申込証の空欄
X-Attachments: 株式申込証(投資組合).doc;

内藤さんへ

今、株式申込証を作成しました。
その関係で、ひとつ聞かせて下さい。それは、
申込をする第一勧銀の神保町支店の住所です。

参考までに、投資組合の株式申込証を送ります。2頁目の赤字の部分です。

よろしくどうぞ。

ちなみに、この株式申込証は、申込人6名全員分作りますが、その内訳は、以下の通りでいいのですね。
         額面株式数  引受け金額
5名の発起人    10株    50万円
投資組合     500株   2500万円

私→内藤さん(2.8/01)

Subject: 昨日回答いただいた議事録等の書面
X-Attachments: 取締役会議事録.doc; 創立総会議事録.doc; 創立総会召集通知.doc; 創立総会招集期間短縮同意書.doc; 調査報告書.doc;

内藤さんへ

◆昨日、チェックしていただいた創立総会議事録等を仕上げましたので、参考までに再度、お送りします。

◆ちなみに、もう一回これからの日程(書面上のものも含めて)をすべて以下に列挙します。
2月11か12日 YさんとVさんの実印を定款等に押印 
  13日   定款認証
  13日   株式引受
14日か15日  株式払込
  14日   創立総会招集期間短縮の同意 
  15日   創立総会招集通知
  18日   創立総会開催→議事録作成
  同日   取締役会開催→議事録作成
  19日   登記申請(予定)  

上のうち、株式払込が何時になるのかは銀行の返事があるまで分からないので、特定できません。

◆また、このうち、YさんとVさんの印鑑を予めもらっておく必要のある書類が下記の通りです(それも彼らと会うまでに、用意しておきます)。
定款
定款認証の委任状
株式申込証
創立総会招集期間短縮の同意書
創立総会議事録(Vさんのみ)
調査報告書(Vさんのみ)
取締役会議事録(Vさんのみ)

よろしくどうぞ。

私→内藤さん(2.9/01)

Subject: Re: 質問:株式申込証の空欄

内藤さんへ

2通のメール、ありがとうございました。

Yさんの件、了解しました。場所も探してみます。

>> 申込をする第一勧銀の神保町支店の住所
>→東京都千代田区神田神保町2丁目1番地
>(確認までに申し上げておくと、住所の末尾は「1番地」であって、「1番」ではあ
>りません。また「号」数もありません)

へい、了解です。

>> ちなみに、この株式申込証は、申込人6名全員分作りますが、その内訳は、以
>> 下の通りでいいのですね。
>>          額面株式数  引受け金額
>> 5名の発起人    10株    50万円
>> 投資組合     500株   2500万円
>→発起人一人あたり10株、50万円という意味ならOKです。投資組合についてはこ
>れで結構です。
>
>一点、確認です。「株式申込証」の「5 会社が発行する株式の総数」が「2200
>株」となっているのは、設立に際して発行する株式550株の4倍の数値にした、と
>いうことですね?

その通りです。
定款変更の手続をしないで株式発行ができる最大限が、設立に際して発行する株式数の4倍ということです。

あと、YさんとVさんには、くれぐれも印鑑証明2通、忘れないように、念押ししていただけますか。

よろしくどうぞ。

私→内藤さん(2.9/01)

Subject:登記申請書その他の完成
X-Attachments: 登記申請書(会社).doc; OCR用申請用紙.doc;

内藤さんへ

とりあえず、登記申請書とOCR用申請用紙を作成しましたので、お送りします。
もし何か気がついたことがありましたら、教えて下さい。

申請書に、コメントした部分は、内藤さん自身が用意する部分です。

よろしくどうぞ。

私→内藤さん(2.9/01)

Subject: 登記申請書その他の完成(再送信)
X-Attachments: 登記申請書(会社).doc;

内藤さんへ

◆さっき、お送りした申請書、おかしくありませんでした。
どうも、保存を忘れていて、やり直しでした(^^;)。

もう一回送り直します。
やはり、この申請書に、コメントした部分は、内藤さん自身が用意する部分です。

◆12日の件
 当日、内藤さんから用意して来て欲しいものが2つあります。
1つは印鑑類です。
 内藤さん、Xさん、Vさんの認め印。
もう1つは、内藤さんの印鑑証明書 2通。

◆ちなみに、13日の午前11時に、公証人役場に行きますが、
場所は、以下の通りです。
 千代田区鍛冶町1ー7ー5 美須ビル4階
 神田公証人役場 
 03−3256−4758

待合せ場所ですが、神田駅のすぐ近くらしいので、神田駅の北口改札に11時10分前にしませんか(いつもの通り、携帯を持参しますので)。

よろしくどうぞ。

私→内藤さん(2.10/01)

Subject: Re: 定款の会計年度

内藤さんへ

メール、ありがとうございました。

内容、了解です。

>柳原さん、12日に皆であったときに手書きで記入する、ということではダメですか?

結構です。要は、13日の定款認証に間に合えばいいのですので。
で、記入は、やはり総代の方にやっていただきましょう。

では、よろしく。

内藤さん→私(6.7/01)

Subject: チェック
X-Attachments: Org.doc

柳原敏夫様

批評空間のHPで組織形態を説明するページの文字原稿を作ったのですが、お手数ですけれども、間違えがないか、チェックしていただけると幸いです。
また、何か意見があったらおっしゃってください。必要であれば、修正・追加をします。

内藤裕治 拝

内藤さん→私(6.8/01)

Subject: HP
X-Attachments: tachiage.doc

柳原さん

HPに「批評空間設立に寄せて」という短文を載せます。参考までに添付ファイルで送ります。

内藤裕治 拝

私→内藤さん(6.10/00)

Subject: Re: チェック
X-Attachments: 010610Org.doc;

内藤さんへ

メール、2通ありがとうございました。
ちょっと、この間、バタバタしていて、返事が遅れて失礼しました。

一応、気がついたことを、添付書類の中で、コメントとして、また赤字などで手を入れておきましたので、参照していただけたら幸いです。

なお、中小企業等投資事業有限責任組合法が、一方で、これは民法上の組合を基礎としているものだと言いながら、実は、その組合の運営理念(一人一票の原則)を根本的に修正していることを今改めて自覚しました(^^;)。その点で、少し修正意見を書いています。

また、もう1通のほう(「批評空間設立に寄せて」という短文)、あれでいいと思いました。

では。

内藤さん→私(6.30/01)

Subject: HPの件
X-Attachments: Org1.doc

柳原敏夫様

HP掲載用の原稿ですが、作り直しました。完全ではないでしょうが、これにしようと思います。

内藤裕治 拝

内藤さん→私(7.2/01)

Subject: 組織形態
X-Attachments:Org2.doc

柳原敏夫様

お電話の件、添付ファイルでお送りします。修正をお願いします。
なお、修正データに、修正理由を例のカーソールをあわせると文章が表示される方式で入れられる場合は、こちらでサイトデザイナーにデータを送るときに、それを外して送る必要があるので、その方法を教えてください。

内藤さん→私(7.2/01)

Subject: 投資組合のこと

柳原敏夫様

投資組合のことですが、例の東京都とNTTなどが組合員となって設立した投資組合ですが、投資を受けてPCに関連するプログラムを作る企業は、そのソフトやプログラムの著作権を丸々この投資組合に握られてしまうようです。

柳原さんが言ったように、銀行から融資を受けると利し付きで返済義務を負う。
しかし、旧通産省が制定した投資組合だと、返済義務はない。が、その代わり、自分たちが次々とつくるプログラムのコピーライトを皆、都やNTTに握られてしまう。
これはこれで、土曜日に柳原さんがお話になった『AKIRA』のときのような話ですね。つまり、任意組合から投資組合に換えても、投資をするスポンサー(大手企業)にとって有限責任が保証されるという利点が優位にたって、任意組合での金集めにおいて問題となっていたプロダクションサイドの権利保護という点は、まったく修正されていない、という問題がやはり残っている。

われわれの投資組合の性格はそういうものではないという立場での説明と、出資した個人も生産協同組合の一員なんだという説明と、双方でバランスと取る必要のある説明は、難しいと思いますが、よろしく。

私→内藤さん(7.3/01)

Subject: Re: 組織形態
X-Attachments: 010702Org2(修正).doc;

内藤さんへ

メール、ありがとうございました。

コメントと(実は、コメントにその理由を書きましたが、まだ不完全に)修正したものをお送りします。

とりいそぎ。

私→内藤さん(7.3/01)

Subject: Re: 投資組合のこと

内藤さんへ

>投資組合のことですが、例の東京都とNTTなどが組合員となって設立した投
>資組合ですが、投資を受けてPCに関連するプログラムを作る企業は、そのソ
>フトやプログラムの著作権を丸々この投資組合に握られてしまうようです。
>
>柳原さんが言ったように、銀行から融資を受けると利し付きで返済義務を負う。
>しかし、旧通産省が制定した投資組合だと、返済義務はない。が、その代わり、
>自分たちが次々とつくるプログラムのコピーライトを皆、都やNTTに握られて
>しまう。これはこれで、土曜日に柳原さんがお話になった『AKIRA』のとき
>のような話ですね。つまり、任意組合から投資組合に換えても、投資をするスポ
>ンサー(大手企業)にとって有限責任が保証されるという利点が優位にたって、
>任意組合での金集めにおいて問題となっていたプロダクションサイドの権利保護
>という点は、まったく修正されていない、という問題がやはり残っている。

これは、本来、ベンチャー企業に融資してそれでもって化けてもらって、そこから儲けようという魂胆で作ったのがこの投資組合ですから、儲けの核が、プログラムであれば、その著作権を保有しようと企むのは、ごく当然のことです。
だから、そこでは、投資組合の主体と投資先とが別物という構図です。

で、我々は、それを応用して、投資組合の主体=投資先という特殊なケースを作り上げて、こうした投資組合による投資先の搾取を防止したわけです。いわば、生産点が、自ら積極的に、資金調達点のイニシアティブを握ることをしようとしたのです。
それをしない、単に受動的に、どこかの投資組合から資金調達を待っているようでは、投資組合にボッタクラレルという宿命から逃れられないのだと思います。

確か、東京都には、ボッタクリ防止条例とか言うのがあるのだから、それを、この東京都の投資組合に真っ先に適用すべきではないかと思います。

>われわれの投資組合の性格はそういうものではないという立場での説明と、出資
>した個人も生産協同組合の一員なんだという説明と、双方でバランスと取る必要
>のある説明は、難しいと思いますが、よろしく。

了解です。
でも、なかなか難しいので、
で、ちょっとお待ち下さいませ(^_^)。

内藤さん→私(7.3/01)

Subject: Re: Re: 組織形態

柳原敏夫様

‥‥

それと
「以上のように、今回のように協同生産者たちでまかなえる資金を超えて、資金を調達する必要があった場合に生産協同組合の制度を検討する仕方としては、単純にどの制度がいいか悪いかと順番に検討するというよりは、前記(1)と(2)の2つの論点について、それぞれどのような制度が最も適切か、といった観点から検討するのが実際の検討の通りだし、理に適っていると思うのです」
というのは、なるほど、と思いました。議決権の方に偏った書き方をしていた、というか、そちらのほうにばかり認識が向かっていたことに、今更きずかされます。
やっぱり、復習を兼ねて、書いてみるものですね。自分の認識の誤りがはっきりしてきました。

大変ですが、よろしくお願いします。

私→内藤さん(7.4/01)

Subject: Re: Re: 組織形態

内藤さんへ

メール、ありがとうございました。

>それと
>「以上のように、今回のように協同生産者たちでまかなえる資金を超え
>て、資金を調達する必要があった場合に生産協同組合の制度を検討する仕方とし
>ては、単純にどの制度がいいか悪いかと順番に検討するというよりは、前記(1)
>と(2)の2つの論点について、それぞれどのような制度が最も適切か、といった
>観点から検討するのが実際の検討の通りだし、理に適っていると思うのです」
>というのは、なるほど、と思いました。議決権の方に偏った書き方をしていた、と
>いうか、そちらのほうにばかり認識が向かっていたことに、今更きずかされま
>す。やっぱり、復習を兼ねて、書いてみるものですね。自分の認識の誤りがはっ
>きりしてきました。

こちらこそ、内藤さんの問題提起のおかげで、今まで、曖昧にしていたところを否応なしに明確にさせられました。
ありがとうございました。

よろしく。

私→内藤さん(7.10/01)


Subject: HPの組織形態の説明文の完成
X-Attachments: 010709Org2(修正版).doc;

内藤さんへ

柳原です。
今、宿題の批評空間の組織形態の説明文を修正の上完成しましたので、お送りします。
内容的には、かなり変わってしまいましたが、内藤さんの解説をそのまま残したところもあります。
その意味で、最後の文責は、二人の名前を連名しました。
もちろん、私の名前が出なくても結構ですので、最終判断はお任せします。

ご検討をよろしくどうぞ。

では、寝ます。

内藤さん→私(7.11/01)

Subject: 組織
X-Attachments: Org5.doc

柳原敏夫様

修正草案をお送りします。柄谷さんの本に出てくる理念的タームはむしろ、最小限におさえるようにして、できるだけ事実確認的記述になるようにこころがけました。

チェック、お願いします。

私→内藤さん(7.11/01)

Subject: Re: 組織
X-Attachments: 0711Org5(修正).doc;

内藤さんへ

メール、ありがとうございました。

今、とりあえずチェックを終えたので、それをお送りします。
詳細は、電話で。

では。